「コンサルになりたいです」と、面接をしていてあまりにも漠然とコンサルをやりたがる人が結構、居る。20代の若手から30代、40代まで。もう、コンサルが何やる仕事かもよくわからないまま言葉の響きと収入イメージだけで言ってるんじゃないかと思う人も中にはいる。

そういった場合、耳触りの良い言葉でお茶を濁すより、やんわりとだが「今の経験では難しい」と伝えるようにしている。私自身は到底ITコンサルをやれるレベルではないが仕事柄色々なコンサルタントの方と話す機会がある。もちろんITも。

そもそも「コンサルタント」などという名称は各々の会社で付けられているただの「肩書」であって極端な話、独立でもして自分で名乗ればその日から「コンサルタント」だ。経験豊富な本物のコンサルタントの経験則から来る脳内シミュレートは半端ない。

大前研一さんが原発の対処法を説いていた、好き嫌いあるだろうがこの人のプレゼンはビジネスに役立つので是非見て欲しい。とにかく具体的である、話しに絶対の自信がある。こういう人が本物のコンサルタントなんだろうな。

具体性、声の大きさ、抑揚、感情、表情、手振り身振り、あらゆるシーンが参考になる。ただ、何も考えないで聞き手で居ると「ふーん」と思うかもしれないが自分が話し手になった時にあそこまで納得感のある話し方はまずできない。

営業、採用で人と話す機会が多くある私にとってあのトーク術は是非身につけたい。中小企業の社長っていうのは一人何役もやらないといけないらしいのでこれからも勉強する事は多いですな。

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