自分自身2回転職活動しています。採用担当としての業務は5年以上経験しています。そんなわけで転職市場には常に興味がありウォッチしています。やはり景気の動向に応じて様々なケースが見受けられます。

国税庁の調査によると年収のピークは40代中盤から50代前半になっています。経営層に入るか否かで大きな差になるのだろうが給与って、一生上がり続けるなんて事はサラリーマンであればあり得ない事です。

実際、私が採用活動をしていて40歳でも50歳でも前職より高い給与を希望する人を見かける事がある。駆け引きもあるのだろうがよほど自分に自信があるのだろうか。果たして自分のピークって意識できるのか?

自分のピークを悟るなんて虚しい気もするが、第三者の下す判断は時として残酷。前職で20年働いていて、部長職で年収は700万円でした。って言われても転職先に職位は持って行けないしその会社でしか発揮できない人脈や能力もあるはず。

「今までの経験は次の会社でもウリになるはず」っていう転職希望者の思惑は外れる事も多い。採用側の企業としてはその人の経験の中で要る部分と要らない部分で判断する。要らないと判断した部分については本人の評価よりも下げて受け止める。

java5年、C言語5年やってます、という経験者がいても「Cは全く使いません、javaのみ必要な会社です!!」という事になるとC言語の部分は全く評価されないわけではないが本人の苦労分は報われなくもなる。マッチングとして勿体ない。

自分の事は自分が一番わかっているように思えるけど転職活動で面接してみると意外とわかっていない事もある。昔、「コミュニケーション能力に自信があります!!」っていう人をコミュニケーション能力不足、という判断で落とした事もある。

結局、皆自分寄りのジャッジしちゃうんだから自分の長所短所なんて正直良くわからんです。本当に知りたかったら周りの人に聞いてみるしかないですね。

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