先日、新規アポを取って行ってきた会社が凄いバイタリティだったので書く。本業はITだが洋服屋、ネットカフェ、花屋など業界の垣根を越えた超多角化経営をしている。

社長直々に会ってくださったので色々と面白い話が聞けて勉強になる。仕事を忘れて多角化した経緯や事情を聞き非常に刺激になった。毎日こんな営業だったら仕事が楽しいだろうな。

本業が上手く行っているからこそ異業種参入もうまくいくんだろうな。そういう人は根本からビジネスに対する考えが素晴らしくしっかりしているのだと思う。経営って、業種は関係ないところがある。

たとえば日本マクドナルドホールディングスの原田社長は以前、アップルコンピューターの社長だった。ITから飲食、最初に覚える事は多いだろうが経営の根っこは同じ部分が多いのだろう、ちなみにヘッドハンティングされて行ったらしいよ。

別の日、アポ電をいただいたのでベンチャーキャピタル(VC)の人と会ってみた。以前もどこからかの電話があったが興味がなかったので断った。今回は勉強のためと会ってみる事に。

経営資本にVCを入れる気は全くない。しかしながら聞いてみると非常に勉強になる事が多かった。会社に金が余っていて投資先を探さないと投資家に配当が払うのが大変だとか、借り逃げられる事が非常に多いだとか。本音もバンバン言ってくれた。

VCと対象企業とは会って数年経ってから本格的な付き合いが始まる事が普通のようなのでとりあえず雑談をして終わった。コーヒーくらい出そうかと思ったがソファーに変な座り方をしてたので出すのを止めた。

それにしても頭の良い人だった、というのが話した印象。ここぞとばかりに色々と質問をしたが回答がスマート。だらだらと何が答えなのかわからない長文から始まるのではなくまずビタっと一行で答えが出てくる。話してて非常に楽しかった。

次回来た時にちゃんと座ったらコーヒーくらいなら出すつもりはある。それはそれとして給料日前で苦しいから100円貸してもらえないかしら。

良いサービスを