魚と戯れに海へ。11月にもなれば若干ですが水が冷たくなってきた気がするので(気のせいかもしれないが)海に入る時はフルスーツになりました。残念ながら昨日はあまり透明度が良くなく不調でした。

イワシの群れにおびえながらいつものポイントまで行こうと水面を移動していると釣りボートから手を振られる。なんだ、ファンか?そんな表情ではなくこちらに向かって何か言っているしこっちに来てくれ、みたいな手招きで一生懸命。本格的招致活動。

昔、釣り針に引っ掛かったまま気づかずに泳ぎ続けて釣り人に迷惑をかけた手前、釣り人には優しくしようと心掛けている。ボートに着いて話を聞くと、アンカー(錨)が海底に引っ掛かってしまい抜けなくて涙目な状態という。

私も以前、レンタル船の運転で停泊した際にアンカーが抜けなくなり一生船上での生活を余儀なくされかけたのであの時の困り感は良く分かる。ちなみに私はマリーナに電話して指示を仰いでアンカーロープを切って帰ってきました。(罰金とられた)

持ち前のサービス精神で無償対応した。潜って船からのロープを辿ってみると海底の岩に絡まっていて確かに船上からじゃどうにもならない状態。良いようにほどいてあげて少しの間立ち(泳ぎ)話して撤収。それにしてもこんな時期にあんな場所で偶然潜れる人が通りかかるなんて凄い確率だし相当嬉しかっただろうな。

潜っていると釣り人からよく海底の様子を聞かれる。磯近くの海底には魚を住みつかせるように意図的に岩を積み上げた「根」がある。釣り人は船上からでは見えないので大体のポイントしかわからなく教えてあげると非常に喜ばれる。

釣り人に対する紳士的な対応や砂浜にタイヤをとられた車を助けたり何気に人助けに貢献している!!誰か何かください。

良いサービスを