何度も書いているがサラリーマンとして成長する上で本を読んだ方が良い。読む時間がないほど仕事の鬼で「大事な事は全て実戦で培ってきた」という極一部の猛者は除いて、多くの人は自分に直接関係のある仕事以外の知識を習得する機会が少ない。

敢えて専門外の本を読む事によって会社組織における自分の役割を正しく認識できたり、生産性、効率を上げる気付きとなったり、他者の立場が理解できたり、今まで困難だと思われていた事の思わぬ解決の糸口となったり、良い事はきっとあるはずだ。

本の読み方にも色々ある。前職では社長が決めた本を社員に読ませ、感想文を提出させるという強制読書だった。案の定、活字を追っただけの感想文、ひどい時には本の部分部分を切り張りしたような感想文だった。強制させるとこんな事にもなります。

成長意欲があって自費で取り組む人はもっと良くて、書いてある事と自分の行動を照らし合わせて振り返ったり、新しい知識や手法を頭に入れる。もっと良い人は仕入れた知識を意識してアウトプット出来る人。仕事はインプットとアウトプットの繰り返し。

危険なのは只の「自己啓発本好き野郎」になってしまうパターン。成功者の書いた本を読んで、何となく良い話しを聞いたので「自分も出来る人になった」と錯覚してしまう事。本から感銘を受けた事は取り入れて自分の糧とする。それが大事だと思います。

仕事でも趣味でもそうだと思いますが、どうせやるなら良い成果物を残して達成感を味わった方が充実した人生になると思います。自分にとってのインプットとは何か、アウトプットは何か、何かに取り組みながらそんな事を意識した事ってありますか?

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