徐々に寒さとの闘いになってきている海物語、ラーメンで蓄えた脂肪によってまだまだ海水温には負けない。秋の海は透明度も良く視界は10m程度という上々のコンディション。海に放射能が垂れ流されている事以外はおおむね順調の海。

海中の様子はと言うと、真夏に比べたら「誰かが隠したんじゃないか」ってくらい魚影が少ない。いつもいるメジナの大群や暇そうにしているメバルさん達、見慣れた魚が減っていく中、目当てのイシダイもやや隠され気味。ケチくさい事スンナ海。

小物は若干居るものの食べごろサイズの40センチ前後が待てど暮らせどやってこないので仕方なくこちらから訪ねていく事に。潜ってゴロタの中や深場の岩棚を覗き込む。少ないものの中には居る。引き籠って出てこないらしいので家庭訪問を決意。

既にカワハギ、メバル、カサゴなどは獲っていたがイシダイをゲットするためにダイブ。6、7m程度潜ってゴロタの隙間を調べていく事に。すると、穴の奥に魚らしい顔が見える。体全体は見えないが、待って出てくる気配はないし逃げる前に大体で撃つ。

適当突きが尾の付近に当たり、暴れる暴れる。意外な大物でパワーも強い。逃がさぬように海中でがっちりと両目を持って押さえつけてからゆっくりと浮上、海面に出てから〆る。久々の大物でアドレナリンダダ漏れ。深場だったけど家庭訪問して良かった。

そんなわけで今日もきっちりとイシダイ、カワハギなどの良質なたんぱく質を摂取できたわけで冬に向けて冬眠の体制は整いつつあります。

剥製にしようかと検討もしました


50センチ前後のイッシー


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