そういえば週末に映画サマーウォーズを観ました。スクールウォーズじゃないです。ざっくりとしたストーリーを言うと、高校生がシステムを直す映画です。細田守監督の映画ですが時かける少女なんかもこの監督ですね。

この映画は、国家行政や民間企業が超巨大システムを共有していて、そのシステムで世の中が動いていると言っても過言ではない程の一つの巨大システムに人々が依存しているという設定になっていました。

現実には垣根を越えた組織がいくつも相乗りするシステムはありえんでしょうが現代の多くの会社や組織ではシステムが活躍しています。銀行、空港、港湾、通信、原発、電気、ガス、水道などなど生活インフラも全てシステムで制御しています。

しばしばサイバーテロの恐怖などが言われますがスキルのあるハッカーが悪意を持った攻撃をすると大惨事につながる恐れがあります。そんな大惨事の一歩手前までが映画の中で起こっていました。

IT業界でエンジニア経験をしたからこそ理解できる脅威や、これは有り得ないだろうという設定、どちらも理解できて非常に面白い視点で見れた映画です。後半の盛り上がりは泣きそうになりつつ展開を見守っていました。

日本が誇るアニメーションはやっぱりいいもんですな。山下達郎の歌もいい感じにマッチしてました。是非ご覧くださいな。

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