以前、知人の繋がりである人に会ったところ保険の営業マンになりませんか?という転職のお誘いでした。当社の営業スタイルは全く新しい〜、とかアメリカではステータスの高い職業で〜、とか一通り説明を受けた後、「あなたの夢は何ですか?」ときた。トップ営業マンの歩合給は相当な金額になるらしい。要するに稼げまっせ、という事を言いたいのだろうが当時転職する気はなかったため丁重にお断りをいたしました。

またある時は突然、大して親しくもなかった中学のクラスメートから電話があり、マルチまがいの商法に誘われた。あまりに説明が下手で内容は吟味できなかったのですがやはり「今夢って、何?」と。余計な御世話だ。

確かにお金というものは人のやる気を焚きつけるモチベーションになる事は理解できる。しかしあまりにも露骨にお金をちらつかせた場合は胡散臭く逆効果ではないのだろうか。例えば転職にしても純粋に月額給与が上がるからという理由だけで会社を移る人はそういない。できる人ほどそんな理由だけではまず動かない。

ちなみに今の夢は目下プロ格闘家になることです。これは目標か。とにもかくにも今週末にはグレードの低ーーーい柔術の試合です。