本日急遽、お客様から「2月で今の業務が終了になります」との連絡がきました。業界慣習で撤退/延長の決定は一カ月以上前にお知らせいただける事になっているのですが如何せん自動車業界で就業していたエンジニアだけあって現場にも色々な事情がある様子。

いよいよIT関連の大手メーカーでも人員削減が本格化してきた中、本当に市場から必要とされている会社だけが生き残る時代なのでしょうか。当社の標語は「良いサービスを」です。こんな時代だからこそお客様から本当に必要とされるサービスの提供を心掛ける必要があるのだと思います。

派遣切りが騒がれていますが多くは製造業や一般事務などでありエンジニア要員の削減は簡単ではないようです。
以前、東芝の社長が言ってました。「競争力を維持するためにITコストの削減は限界がある」とのこと。現に私の知っている某社ではエンジニアを400名抱えててほぼ全員が稼働しており人出が足りない状態になっています。

然るべき技術力を持つことによって会社が揺るぎないものになるという事を不況のせいで実感した今日この頃です。